快晴の空にプロペラ機が行き来するアミノフィールドにて10月7日(土)第2節立正大学ブルドッグス戦が行われた。前節RB#8鈴木のアクシデントで全くいいところがなかった商大リカオンピクタスだが、鈴木も回復し今日は大爆発しそうな雰囲気である。
上空に強風が旋回するように吹いていたため慎重に商大はレシーブを選択し試合開始。キャッチの目測を誤ったR#5沼野があまりも戻せず自陣6yds付近から1down>10。ベーシックプレーで様子見かと思われたが、QB#7吉岡は躊躇せずRB#8鈴木を使う。鈴木はオープンフィールドへ出るとギアチェンジしサイドライン際を独走し90ydsのTDラン7-0(○)となった。
立正大レシーブ後自陣41yds付近から1down>10。立正Oはショートパスでまずは5ydsゲイン、QBキープをDB#20田口がビシっとタックルしノーゲイン、次の3ダウンも止めてパント。スナッパーのボールが浮いてキッカーがジャッグルする間にLB#42中川がハードヒット。攻撃せず敵陣にて攻守交代。敵陣31yds付近より商大の1down>10となった。この絶好のポジションにQB#7吉岡は、#4岩上と自らのキープと慎重に前進し、岩上の個人技でスクリメージラインを突破しTD 14-0(○)。
商大のキックをハーフウェイ付近まで戻して立正大Oの攻撃。商大Dの切れ目にスゥイープが炸裂、一気に商大陣の奥深くまで攻め込んできた。しかし商大Dも前節の汚名を挽回とレッドゾーンに入ってからハードタックルを連発し4downまで追い込んだ。ここで立正Oは風上の優位性によりFGを選択しチャレンジ。見事に成功し14-3と取り返した。商大リターンで自陣29yds付近から1down>10。商大Oはボールコントロールを開始。#4岩上ラン、WR#19野澤パス、#7吉岡キープと10ydsを3回の攻撃を使ってじわじわ前進。4回の1down更新で敵陣深く入ったところで2Qに突入。敵陣18yds付近から1down>10。ここは#7吉岡が左へ右へとランを展開し、最後は自ら持ち込みTD21-3(○)
。商大キックがタッチバックの後、立正Oは20ydsから攻撃するも商大Dが圧倒しほとんど前進できずパント。このパントをR#1鈴木がタックラーをはね飛ばすハードなリターンで敵陣30ydsまで戻した。ここでWR#20田口へのパス、#8鈴木のランでエンドゾーンまで残り2ydsとなり、このショートを#4岩上がもぐり込みTD28-7(○)。商大キックがタッチバックの後、立正OをDL#79秋山、#78井野が連続サックでパントに追い込む。パントもミスキックとなり敵陣39yds地点から1down>10。ここでRB#8鈴木がまたオープンを独走してTD35-3(○)。
商大キックを立正Rがファンブル、リカバーが精一杯で自陣5ydsから1down>10。ここもほとんど前進できずパント。パントも飛ばず、商大O敵陣30yds付近から1down>10。#4岩上ランの後、#8鈴木がランしTD42-3(○)。立正O自陣29ydsから1down>10。ここで立正QBが痛恨のピッチミス。すかさずLB#42中川がリカバーして攻守交代。商大O敵陣22yds付近から1down>10。#4岩上のランの後、#8鈴木パスが通り、エンドゾーンまで残り5yds。ここは確実に#7吉岡が持ち込みTD49-0(○)。
前半残り時間も1分を切り、立正の攻撃で終わりかと思われたが、4ダウンギャンブル失敗の後、商大O残り2秒で#8鈴木がスピードでスクリメージラインを突破し独走TD56-3(○)。ここで前半が終了した。
3Qもこの調子で行けるか?商大リカオンピクタス。キックにより試合再開。立正Oは得点差を考えて積極パス攻撃を展開、連続1down更新するもパス失敗が続きパント。パントもあまり飛ばず、商大自陣46ydsから1down>10。1プレー目WR#19野澤へのタイミングパスが通り、タックラーを振り切って独走。50ydsを走りきりTD63-3(○)。
商大キックの後、自陣37yds付近から立正O怒涛のパス攻撃、ランも交えて連続1down更新。商大Dもタックルが甘くなり商大陣内へ・・・ここで立正WRへのパスがピッタリ決まり商大DBもタックルに行くが振り切られTD63-10(○)。気が緩んだのかと思われたが自陣42ydsからの攻撃でRB#4岩上が独走ラン。エンドゾーン前5ydsでタックルされるが次のプレーも岩上がランしTD70-10(○)。自陣25ydsからRB#8鈴木、RB#4岩上、QB#7吉岡のランドライブでエンドゾーン前へ。ここは#7吉岡がしっかりキープしてTD77-10(○)。
アッという間に4Qになり、自陣深い位置から攻撃。RB#5沼野がオープンに展開、そのままサイドラインを走りきりTD84-10(○)。立正Oも健闘するが商大リカオンがさらに2TDを取って98-10で試合の勝利を決定づけた。去年のアミノバイタルフィールドの悔しさを帳消しにするナイスゲームだった。
2006年10月7日@アミノバイタルフィールド13:30キックオフ(第2節) | |||||
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 |
千葉商科大学リカオンピクタス | 14 | 42 | 21 | 21 | 98 |
立正大学ブルドッグス | 3 | 0 | 7 | 0 | 10 |