残暑が残る9月4日(日)アミノフィールドにて2005年度リーグ戦初戦を迎えた。初戦の相手は帝京大学アサシンズ、フロントラインに破壊力抜群のモンゴル部隊を配置した1部常連校である。商大キックラッシュにて試合開始。午前中の夏の日差しがウソのように恵みの曇天が広がってきた。商大ラッシュの隙間をつき帝京R巧みにランを進め、商大陣34yds付近から攻撃開始。ショットガンからのランを連発、商大Dアジャストできずにゴール前に後退、タイミングパスを決められ開始早々にTD0-7(TFP○)。
キックRの後、商大O自陣24yds地点から1down>10。RB#4岩上にハンドオフするも帝京Dの壁は厚く0ydsでシャットアウト。しかし次のダウンでRB#8鈴木が素晴らしいランを展開、一気に57ydsゲインし帝京陣内奥深く進んだ。帝京陣内19yds地点から1down>10。ここでQB#7吉岡がエンドゾーンにTDパスを狙うも帝京DBにインターセプト、動揺した商大Oタックルできずにハーフウェイ付近まで一気に戻された。ここから帝京Oはランアタックで後ろへの意識が手薄になった商大DBの奥をロングパスで攻め続け、商大Dは必死にアジャストを試みるも連続4TD奪取で0-35(TFP○)となり2Qに突入した。
商大OLは帝京DLに完璧にコントロールされてしまい、商大RBも走路を完全に潰されゲインが全くできない。帝京Oにラン攻撃で1TD(0-42)追加された後、商大O#4岩上、#8鈴木でドライブ開始。1down連続更新するもQB#7吉岡が再び帝京DBにインターセプトされ攻守交代。帝京ランアタックをDL#89渡部、LB#55川畑、LB#53森岡が必死に食い止めるも、ロングパスで簡単ロングゲインを許してさらに2TDを加点され0-55となった。必死立て直そうとする商大陣営にスクイズキックでかく乱する帝京ラッシングチーム。ボールをレシーブした#53森岡が帝京ラッシャーにハードタックルを浴び故障、意気消沈した商大Dにトドメを刺すTD加え0-62で前半を終了した。
このままでは終われない商大リカオンピクタスは3Qに入り本来の動きを取り戻し、帝京Oにアジャストし始めた。LB#42中川が懸命にタックル、DL#77高木、#79秋山も必死に押し込む。自陣にジリジリ後退するも帝京Oを4downに追い込む。ここで帝京O4downギャンブルをDB#24鞠子がインターセプトし攻守交代。ここから気合い爆発のRB#4岩上が帝京の壁のようなDを潜り込むようなランアタックで33ydsロングゲインし帝京陣内に突入。ここで時々降っていた小雨が本降りになってきた。
ここから意地を見せたい商大OだがRB#8鈴木のラン、WR#89渡部へのパスが不発でパント。帝京Oも次々に繰り出す攻撃ユニットもタイミング合わず両チーム得点のないまま4Qに入った。商大DLは攻守兼任選手が多く、4Qに入ると一気に運動量が落ち帝京Oのランアタックに力尽き、QBにエンドゾーンを割られTD0-69(TFP○)。健闘していたRB#8鈴木が帝京LBにハードタックルを受け自陣でファンブル。これをきっかけに2TD献上して0-83で長い長い試合が終了した。
2005年9月4日@アミノバイタルフィールド13:30キックオフ(第1節) | |||||
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 |
千葉商科大学リカオンピクタス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
帝京大学アサシンズ | 35 | 27 | 0 | 21 | 83 |