🏈2005年度2部入替戦:東洋大学戦

12月11日、北風の強いアミノバイタルフィールドにて2部-3部入替戦東洋大バイキングスとの試合が行われた。横市、明学、ICUと激戦を制し無敗の完全優勝で入替戦に進出してきた東洋大、一方商大リカオンは厳しい2部の洗礼を浴び、心身共に劣勢は否めない。しかしプライドを持って戦いに挑むしかないぞ!

予定通り13:30にキックオフ。商大R#11茂木が懸命のリターン、しかし東洋カバーチームの包囲網は速く即デッド。商大O自陣31yds地点から攻撃、QB#7吉岡からRB#8鈴木、#4岩上ハンドオフのランプレー、しかし東洋DLの素早いチャージでゲインできずロス、3downWR#11茂木へのパスも通らずパント。スナップと同時に強烈プレッシャーでP#7吉岡のパントをブロック!レッドゾーン内で何とかデッドして攻守交代。東洋大Oはラン、ラン、ランと3回のラン攻撃でTDし0-7(TFP○)と先制。

R#20田口のリターンの後、商大の攻撃も東洋Dにシャットアウトされてパント。東洋O自陣35yds地点から攻撃、ランをオープンに展開しロングゲイン!商大Dラン攻撃にアジャストできずズルズルと後退。ここでプレイアクションパス、LB#55川畑、#53森岡ともに戻れずパス成功で、またまた商大レッドゾーン。立ち上がりから厳しい展開の商大リカオン、ここでDL#77高木#78井野が東洋RBにハードタックル!ボールがポーンと飛び出しファンブル、しかし東洋リカバー早くゲイン。残り2ydsを真ん中から飛び込みTD0-14(TFP○)。

商大Oは完全に瞬殺されてランは全く出ず、パスもラッシュのピックアップ悪く、QB吉岡が挙動不審で投げられない。東洋はハーフウェイ付近から光速スウィープでロングゲインを奪取しショートパスであっさりTD0-21(TFP○)。2Qに入り東洋Oの猛攻は続き、商大D1回のランキャリーで7~8yds許してしまう完全にお手上げ状態。沈みかえるリカオン選手、スタンド、ベンチからの声援は届いていないのか?ど真ん中のダイブをタックルミス3連発で振り切られ50yds独走TD0-27(TFP×)。

商大#8鈴木の俊足リターンで44yds地点まで戻し1down>10の攻撃、TE#89渡部にパスが通りdown更新、敵陣に入りドライブ継続するも3ydsが届かずパント。東洋Oもパスミスが続きパント。前半終了間際、商大パントをまた東洋Dがブロックして攻守交代。商大陣35yds地点から攻撃、フライパスを東洋WRがしっかりキャッチしてTD0-33(TFP×)。そのまま前半が終了した。

3部リーグ戦のスタッツでは2部上位とやっても負けないのではと言われていた東洋大、力の差は明らかで何とか完封負けは阻止し来年に繋げてもらいたい商大リカオンピクタス。初冬の寒風が身体にしみわたる。気持ちは切り替えられたのか・・・ベンチにも重苦しい雰囲気が漂いながら後半開始。東洋リターンの後、自陣よりドライブして行くも商大Dが何とか踏みとどまりパント。商大OもRB#8鈴木、#4岩上のランがdown更新できずパント。東洋自陣からカウンターでdown更新、次のプレーでロングパスが通り商大レッドゾーンへ!東洋O真ん中ランでTD0-39(TFP×)。

商大Oはランもパスも攻撃がかみ合わず、3&outでパントの山を築き、東洋はリバースプレー、ランドライブで2TDを加え0-54で最終4Qに突入。最終クォーターは東洋大2本目を投入、商大リカオンDは頑張るもOはサック、ファンブル、インターセプトとボロボロでゲームを立て直せずそのまま試合終了となった。商大リカオンにはあまりにも厳しいシーズンが終わり3部へ逆戻り、チーム再建が急務となった。

2005年12月11日@アミノバイタルフィールド13:30キックオフ(2部入替戦)
チーム名1Q2Q3Q4Q
千葉商科大学リカオンピクタス00000
東洋大学バイキングス211221054