前試合が長引いて16:45からキックオフとなったリーグ戦2節神奈川大学アトムズ戦は9月19日(祝)アミノバイタルフィールドで行われた。初戦、大量失点で完封負けをした商大リカオンピクタスだがこの試合はどうか?ディフェンスのアジャストができるかどうかがカギとなる。
商大キックにて試合開始。ハーフウェイ付近までリターンされたが最初の神大Oシリーズは商大DのムードメーカーLB#53森岡のロスタックルなどで神大Oを封殺してパント。いい立ち上がりでゲームが始まった。商大自陣27yds付近から攻撃開始。RB#8鈴木のラン、#4岩上へのパスで小気味よく1downを連続更新でナイスドライブ。WR#89渡部へのミドルパスで神大陣に深く進むものの、次のシリーズにラインが押されQB#7吉岡にプレッシャーがかかり惜しくもパントととなった。パントがタッチバックの後、神大自陣20yds付近からのランプレーで神大RB爆走、商大Dのタックルミスも重なりいきなりの80yds独走TD!0-7(TFP○)と先制は神大だった。
R#21京須は全く走らせてもらえず、商大自陣22yds付近からの攻撃。RB#8鈴木へのパスの後、QB#7吉岡がハードタックルを受けボールをファンブル、これを神大Dが拾い上げ誰もいないエンドゾーンへまっしぐら・・・TD!0-14(TFP○)。商大はわずか数分間で2TDを献上してしまった。その後、商大Oはショートパスを通すものの、#4岩上、#8鈴木のランアタックがことごとくシャットアウトされ連続パント、そのまま2Qへ突入。神大のミドルパスにDB#24鞠子の反応が遅れTD!0-21(TFP○)。
商大Oは1downが全く取れずパントの連続。神大Oはパス攻撃で商大Dの守備を散らして、ドカーンとランでロングゲインを連発。商大Dアジャストできないままに連続3TDを取られ0-42(TFP○)。前半終了間際、商大Oは4downでギャンブル。しかしC#59田中のスナップミスが出て自滅。フィールドポジション悪く、神大O余裕のパスでTDを追加し0-49で前半終了。
ハーフタイムに監督、ヘッドコーチから厳しい檄が飛ぶ。すっかり日は落ちて、グランド照明の間から薄暗いお化けのような満月が顔を出している。頑張れ商大リカオン!こんなものじゃないだろ!本当の強さを見せてくれ・・・祈るような気持ちで後半3Q開始。神大キッカーから蹴られたボールは大きな孤を描きR#8鈴木の胸へ・・・鈴木は後方からゆっくりとした走法で神大ラッシュチームの塊に吸い込まれた瞬間、いきなり急加速!神大タックラーの腕を振りほどいて反対側に突き抜けた。そこからはエンドゾーンまでは一人旅。80ydsのリターンTDとなり商大今シーズン初TDとなった。6-49(TFP×)。
後半に入り商大Dは落ちつき始め、神大Oを封殺しパント。しかし商大Oもパント、P#7吉岡のパントはあまり飛ばず地域を挽回できない。フィールドポジションが悪く自陣危険地域での守備にLB#42中川が懸命にタックルにいくが神大RBに振りきられTD!6-56(TFP○)。リターンの後、商大Oは自陣からQB#7吉岡が果敢にパス。しかし神大LBにインターセプトされ、エンドゾーン10yds前まで運ばれてしまい攻守交代の後、確実にTDされて6-63(TFP○)。
リターンの後、最初のプレーはパス。しかし、またまた神大DBにピッタンコ、インターTDで6-70(TFP○)。4Qに入り神大Oのスクリーンパスなどで2TDを取られ6-84(TFP○)。もうどうにも止まらない神大Oは#7吉岡の3つ目のインターセプトからの攻撃を確実にTDし6-90(TFP×)、最後のドライブでダメ押しのFGを決めて6-93で試合終了となった。月(ツキ)にも見離された厳しい試合内容。どう立て直していくか。商大リカオンピクタス!
2005年9月19日@アミノバイタルフィールド16:00キックオフ(第2節) | |||||
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 |
千葉商科大学リカオンピクタス | 0 | 0 | 6 | 0 | 6 |
神奈川大学アトムズ | 14 | 35 | 21 | 23 | 93 |