🏈2001年度3部リーグ戦:宇都宮大学戦

第2戦宇都宮大学ブルファイターズの試合は、10月8日「体育の日」と思えないような大雨の中の泥濘戦となった。昨年も対戦した宇都宮大は大型ラインメンを擁し、パワーフットボールを展開する。体格に劣る商大がスピードでどこまでカバーできるかがカギとなりそうだ。

キックオフ。宇都宮レシーブチームがポジションにつく隙間を狙い、意表をつくオンサイドキック!K#10細沼の狙いは良かったが惜しくもラインのアウトへ・・・。そのまま、その地点からの宇都宮O#となり、いきなり自陣からの商大D#となった。宇都宮O#のランプレーが着実にdownを更新し、商大ピンチ。宇都宮O#は果敢に4downギャンブルでパスが成功させ、先制TDまで行くかと思われたが、商大D#ラインの頑張りでFGに持ちこんだ。FGは成功し、0-3。前試合同様先制された。雨が強くなり始め、商大O#は最初のシリーズは1ダウンを何回か更新したがパント。

2Qに入り商大O#もあと少しだが1downが更新できない。しかし、#10細沼が敵陣深くナイスパントで我慢の商大。敵陣深い位置でしっかりカバーした商大D#は宇都宮O#をパントに追いこむ。敵陣12ydsからの宇都宮のパントをDB#27岡野がブロック、それをLB#39伊藤が押さえTD!TFPも決まり7-3と逆転。猛烈な雨となった3Qは、グランドもぬかるみ、お互いランプレーの決め手を欠いていたが、商大O#は確実にパントで地域を挽回し、商大D#の頑張りで機会を待つ。

7-3のまま4Qに入り、宇都宮O#にミスが出た。商大D#パントつぶしのプレッシャーから宇都宮Cのスナップが大オーバー。DB#27岡野が詰めていたので敵陣ゴール前8ydsでデッド、攻守交代した。そのシリーズを宇都宮Dの厚いカバーにあったが4downでRB#49茂在のダイブでTDし、TFPも成功14-3。その後QB#10細沼のキープでダメ押しし、TFPは失敗したが20-3でタイムアップとなった。

川越監督談:雨中での第2戦、重量ラインに苦戦したが貴重な2戦目を何とか勝利できた。キックオフの結果によるフィールドポジションの大切さをまざまざと教えられた序盤でした。DFのパントブロックによるTDで少し安心したが、中盤の一進一退はデイフェンスの時間も長く、オフェンスのボールコントロールもいま一つだった。後半に入り第一戦に似た試合展開となり、攻撃のリズムを序々に取り戻したのが勝因だと思う。しかし1戦2戦とも攻守ともにもっと早い対応が望まれたゲームかった。雨の中であり限られたプレーとなったが、最後の最後までよく耐えた結果の「勝利」だった思う。

2001年10月8日@千葉商大Gr.13:30キックオフ(第2節)
チーム名1Q2Q3Q4Q
千葉商科大学リカオンピクタス0701320
宇都宮大学ブルファイターズ30003