🏈2019年度エリアリーグ戦:日本工業大学戦

12月1日商大グランドにてリーグ戦第三戦日本工業大学戦が行われた。関東を直撃した台風の影響で初戦に組まれていたこの試合、第三戦に日程変更されたが直接対決での優勝決定戦となった。17時キックオフというナイター戦で気温も低く選手の体調も気にかかる。

セレモニー開始、杉浦主将3連勝で後半チョイスを選択、商大キックカバーで試合開始。#14松本(4年)のキックは夜空に大きく上がり日工大Rがボールを後逸してエンドゾーン前で何とかリカバーして日工大自陣4ydsからの攻撃、RB#9を使ったランプレーで前進、3downで意表を突くリバース、しかし商大D#落ち着いてアジャストして3&OUTに抑えパント。日工大パントはあまり飛ばずに商大敵陣31ydsから1down>10、ショートパスを2回失敗の後、3downでQB#7川村(4年)がランでdown更新。敵陣18ydsからRB#2中野(4年)のランで攻めるもdown更新ならず35ydsのFGトライ、K#14松本のキックは距離は充分だったが左にそれてNG。日工大自陣20ydsからの攻撃、RB#9を軸にラン、パスのバランス攻撃。しかし商大D#ここも集まりよく3&OUTでパント。商大再び敵陣40ydsから1down>10、RB#8小林(3年)ランにパスにと活躍してdownを更新。#3篠崎(1年)のラン、#14松本のパスでエンドゾーン前14ydsまで攻め込むが、日工大D#の素早い集まりで4downになり31ydsのFGトライ。K#14松本、ここは落ち着いて真ん中に決めて商大3-0日工大と商大が先制した。

K#14松本のキックで試合再開。商大カバーチーム集まり早く、日工大自陣29ydsから攻撃、ラン攻撃、パス攻撃がうまくつながり連続down更新。2Qになり商大陣内に進入、敵陣45yds付近からミドルパスが決まり、商大陣内26ydsでdown更新。ここからの攻撃でスナップミスが発生し10yds後退、この好機に商大D#が頑張りパントに追い込んだ。商大自陣3ydsから攻撃、QB#7川村(4年)からWR#14松本へのパスを日工大DBがインターセプトして攻守交代。自陣のT.Oは痛すぎるミスだ。日工大敵陣24ydsから攻撃、ランプレーで中央突破を試みるが商大セカンダリーが応戦して4downギャンブル。ここはスィープフェイクからのパス、日工大背の高いWRが商大DBとミスマッチとなって高い位置でキャッチされてTD。商大3-7日工大(TFP○)と逆転され勝負の行方はわからなくなってきた。

商大キックリターンで試合再開、R#2中野深い位置から果敢にリターンし自陣40yds付近まで戻してドライブ開始。SB#9松丸(4年)にパスが通り敵陣に進入し、ここからというタイミングだったがWR#1佐川(1年)に投げたパスがコントロール悪く日工大DBにインターセプトされて攻守交代。日工大自陣40ydsからの攻撃、前半残り時間ほとんどなく守りきりたい商大D#、LB#57山根(1年)が割って入りQBサック!ナイスプレーで前半終了となった。

ハーフタイムに各コーチからの修正指示を共有して後半に臨む商大リカオン。リードされている展開とは言え、大きな故障者もなくまだまだ挽回は可能な僅差の勝負だ。後半は商大キックリターンで後半開始、R#2中野またもナイスリターンで自陣40ydsから1down>10。パス警戒で引き気味の守備にRB#3篠崎のランアタックが炸裂して連続down更新で、あっという間に日工大エンドゾーンまで15yds地点までボールをキャリー。ここはホットラインSB#9松丸に軽く合わせてTD、TFPはバーに当たって入ったように見えたがNGで商大9-7日工大(TFP×)と逆転した。

商大キックカバーで試合再開、R#9に大きくリターンされて日工大自陣40ydsから攻撃。RB#9のランはアジャストして止めているがパスプレーでdown更新。商大陣35ydsのところでDL#77黒川(1年)がうまく包囲してパントに追い込む。ここからは両チーム均衡でパントを蹴り合い、時間が流れて最終4Qに入った。最小得点差FG1本で逆転される厳しい展開で攻撃的守備で切り抜けたい商大D#、LB#8小林の光速タックルでロスさせるもQBが動いてラン、動いてパスとずるずる攻められて自陣のエンドゾーンまで残り10yds。ここでタイムアウトし嫌な流れを切って闘魂注入の商大ベンチ、TDはもちろんFGでも逆転の厳しい展開にどう対処する商大リカオン。1downは#9のゴリゴリのラン、ノーゲインで止める。2down、WRが中に入ってくるTDパスをDB#5清水(2年)が懸命手を伸ばしてカットしパス不成功。3down、先ほどからやられている長身WR#13への頭越しのTDパス。DB#14松本、うまく身体を寄せてカバーしてパス不成功。そして4down、20ydsのFGトライ。距離的に充分だったが商大ブロッカーが真ん中、両サイドから流れ込みブロックして逆転FGを何とか防御し攻守交代。

商大自陣15ydsからの攻撃だったがランプレーを出せず3&OUTでパント。自陣15ydsから下がってエンドライン付近にセットのP#8小林、スナップミスでセーフティの厳しい位置からしっかりパントして敵陣まで大きく地域を挽回して守備に挑む商大リカオン。日工大自陣38ydsから攻撃で時間も消費していく中ランプレーでゴリ押しの日工大O#、QBのブーツレッグランで商大陣に突入しdown更新。商大陣26ydsから1downの攻撃、#9のスィープ!DB#7川村がスタートよく詰めてタックルしノーゲイン。2down、QBがエクスチェンジミスから落としたボールを拾ってスパイクしたため、反則となり時間を減算されて残り6秒。3down、ラストプレーでのパスは不成功となり、ここでタイムアップして試合終了。商大は厳しいながら全勝で優勝、3部復帰を賭けて念願の入替戦出場権を手に入れた。

2019年12月01日@千葉商大Gr.17:00キックオフ(第1節)
チーム名1Q2Q3Q4Q
千葉商科大学リカオンピクタス306
09
日本工業大学リバーホース07007