🏈2016年度エリアリーグ戦:帝京平成大学戦

2016年10月16日日曜日、本学学内グランドにて2016年度リーグ戦第一節帝京平成大学ブルーウイングス戦が行われた。昨シーズン江戸川大学との合同チームを背水の陣で臨むも最終戦まで戦えず、中途半端な結果で終わってしまった商大リカオンピクタス。残った上級生は4人、未経験の1年生を攻守兼任で7人入れて試合を戦い抜かなければならない面を考えると昨年同様に厳しい戦いとなる。

商大カバーで試合開始。#57後藤(3年)がRにいち早く到達しナイスタックルでゲインを阻止。帝京平成自陣30ydsから1down>10。前めの守備の裏にパスを通され一気に商大陣内へ侵入しdown更新。商大陣内44yds地点からの攻撃、オープン、オプションとグランドを広く使って攻め立てる。商大D#アジャスト早く4down>5に留める。この位置から帝京平成4downギャンブル。しかしここも商大LB陣のコンビネーションよくカバーして攻守交代。商大自陣36ydsから1down>10。QB#1ニコラス(4年)、RB#2中野、#14松本(1年)がガン体型で攻撃する。RB#2中野のランはスルスルと出て6ydsゲイン。2downも#2中野が中からうまいコース取りでオープンに展開しロングゲイン、エンドゾーンまで残り10yds。ここで帝京平成たまらずタイムアウトで体勢を整える。1down>Goalまで10yds。帝京平成がオフサイドで5yds罰退、エンドゾーンまで残り5yds。QB#1ニコラス落ち着いてTE#9松丸(1年)にフンワリとしたパスを通してTD、K#14松本のキックも決まり帝京平成0-7商大(PAT○)。

商大Kカバーの後、帝京平成自陣35ydsから1down>10。ランプレーで連続down更新。商大陣に入りオープンで左右に振って来るが商大D#が集まり早く3downに追い込む。ここでプレアクパス、経験浅い商大DB陣あっさりと後ろを抜かれて追いつけずTD、PATはブロックし帝京平成6-7商大(PAT×)。帝京平成Kカバーチーム「ハードタックル!」の掛け声スタートで試合再開。R#14松本真ん中を駆け上がり商大自陣34ydsから1down>10。帝京平成DLの動きが良くなり、商大3&OUTで4downパント。このパントスナップが乱れP#14松本リカバーするのがやっとで即デッド。商大レッドゾーン内で攻守交代となり、帝京平成ここも1発パスでTDして帝京平成12-7商大(PAT×)。

商大R#1ニコラス35yds地点までリターンして1down>10、RB#2中野、#14松本が中のランでdown更新、ハーフウェイ付近からQB#1ニコラス、WR#7川村にロングパス、ドンピシャでキャッチしそのままフリーでTD、帝京平成12-14商大(PAT○)。再び商大Kカバーで試合再開、帝京平成自陣40ydsから1down>10。商大D#の1stリアクトの反応を見てフェイクを入れたランで連続down更新。商大D#徐々に足が止まり始めて帝京平成にロングランを許し始める。2Qになりエンドゾーンまで2yds、帝京平成難なくTDし帝京平成19-14商大(PAT○)。

商大自陣30ydsから攻撃、再逆転されたもののQB#1ニコラスはRBを上手く使い自分のキープも織り込みながらドライブして行く。敵陣35yds地点まで前進して1down>10。#14松本がカットを切りながらナイスランで敵陣20yds地点まで前進してdown更新。ここからじっくり攻めたいところだがフォルススタートで商大5yds罰退。QB#1ニコラスのパスも精度が下がって通らない。4downギャンブルもパス失敗で攻守交代。

帝京平成自陣20ydsから攻撃開始。商大D#動きよくLB#9松丸のQBサックもあり3&OUTでパント。商大自陣35ydsから1down>10、試合経験がない1年選手の運動量が落ち始め、プレーが出なくなり3&OUTでパント。帝京平成Rにロングリターンを許し商大レッドゾーンまで戻されてしまう。ここを何とか止めたい焦りから商大D#にフェイスマスクの反則が発生しさらに大きく罰退し、エンドゾーンまで10yds。帝京平成ランでごり押しTD、帝京平成26-14商大(PAT○)。

商大リターン中の反則を取られ自陣21ydsから1down>10、再びベースに戻し、#2中野・#14松本のランでドライブ開始。TE#9松丸へのパスも通り連続down更新で敵陣に突入。前半の残り時間少々、点差も詰めておきたいところだがQB#1ニコラスのパスがショートでインターセプト。リターンで戻されるもここで前半終了となる。

前半2ポゼまで点数を広げられた商大だがまだまだチャンスがある反面、下級生のスタミナ・持久力とケガが心配になってきた。特にWR・TE・RBとスキルポジション全てに1年生が配置されていてもちろんD#と兼任、キックもリターンもパントも全て出なければならない。ハーフタイムには本学チアダンス部のGlittersが応援パフォーマンスを披露し、劣勢の商大リカオンを盛り上げる。後半巻き返せるか?

商大リターンで後半の3Qが開始、R#1ニコラス、タックルされながらも前進して自陣30ydsから攻撃開始、最初のプレーアクションパスを帝京平成D#がインタセプトでいきなりターンオーバーで攻守交代。帝京平成、商大陣28ydsから1down>10。商大D#必死のタックルに行くもジリジリとヤードを積み重ねられてdown更新でレッドゾーンに突入。商大重量DT#55伊井・#75ガガイは機能しているがDE#69櫻井・#53宮内がうまく被せられずゲインを許してしまう。再びオフタックルから外に展開されてTD、帝京平成33-14商大(PAT○)。

商大自陣33ydsから1down>10、#14松本が真ん中に突っ込みそのまま前進してdown更新。商大敵陣49ydsから攻撃、ニコラス・松本と懸命に前進し再びdown更新。敵陣35ydsまで来るもここから反則などで一進一退、down更新できずにパントで攻守交代。帝京平成自陣25ydsから1down>10、中のランをLB#57後藤素早いタックルでロスさせ、中野のパスカットで3&OUTに追い込みパント。#1ニコラス、フェアキャッチで自陣43ydsから1down>10。#14松本、#2中野のランが再び出だし連続down更新。#1ニコラスのパスがイマイチ不安定なため、時間は進むがランプレー勝負か?ここで3Qが終わり4Qでサイドチェンジ。

敵陣33ydsまでドライブしてきたがここで手詰まりになり4downギャンブル。QB#1ニコラス、パス体型から#2中野にドロー。しかし帝京平成DLにタックルされて攻守交代。上手くいかない商大リカオン。落ち込み激しく気持ちの立て直しができるか?帝京平成自陣44yds地点からパス、CB土倉(1年)が抜かれてWRがキャッチ!#1ニコラスもフォロー行くも独走を許しTD!、帝京平成40-14商大(PAT○)。

商大リカオン点数の差はついてしまったが1本取るべくドライブ開始。1年RB#14松本、#2中野も横走りが多くなり縦へのランが消滅していく。何とか#1ニコラスが自らキープで打開を試みるも帝京平成D#にパシュートされ4downギャンブル。このギャンブルもわずかに届かず攻守交代。しかし次の帝京平成のパスプレーを#2中野がインターセプトして再び攻撃権を奪取し、自陣41yds地点から1down>10、QB#1ニコラスのオプションピッチでRB#14松本が必死のゲインでdown更新。敵陣44yds地点から1down>10、ここからの連続パス攻撃は決まらずに4downギャンブル、QB#1ニコラスの突破も阻まれてdown更新できずに攻守交代。このまま帝京平成の攻撃続くも時間が無くなりタイムアップとなった。まだまだ経験を積まなければそう簡単には勝利できないことを身に染みて感じた一戦だった。次節も厳しい戦いは続く、頑張れ商大リカオンピクタス!

2016年10月16日@千葉商大Gr.13:45キックオフ(第1節)
チーム名1Q2Q3Q4Q
千葉商科大学リカオンピクタス1400014
帝京平成大学ブルーウイングス12147740