11月23日(日)川崎富士見球技場にてリーグ戦最終節帝京平成大学ブルーウイングス戦が第一試合10時キックオフで開催された。この試合の帝京平成大は控えメンバー・スタッフもフル参戦で最終戦勝利への意気込みが伝わってくる。商大リカオンは今日も厳しい人数だ。最終節で4年生の家族が続々と応援に駆けつける中、粛々とセレモニーが始まり商大レシーブでキックオフとなった。
今シーズン初めての赤メッシュでフィールド散らばっていく商大リカオン!最終戦気持よく勝って終わりたい。R#1小原リターンに行くも帝京平成大カバーチームも早く即デッド。商大自陣30yds地点から攻撃開始。RB#14山田、QB#1小原のトスをいきなりファンブル!DL#78にリカバーされてT.Oで攻守交代。早々に自陣でのファンブルロストは痛い。攻撃代わって帝京平成大攻撃、QB#9が自らオープンに出てあっさりTD0-7(PAT◯)。
風雲急を告げるスタートにベンチもスタンドも静まり返る。気を取り直して商大リターンで試合再開。自陣27ydsから攻撃開始。RB#14山田、#21佐藤のランプレー、#1小原のキープで連続down更新で帝京平成大陣内に突入。小原パス投げられずスクランブル、しかし帝京平成大D#の早いつぶしでノーゲイン。ここからは#14山田インサイド、オフタックル、オープンと連続キャリーで敵陣35ydsまで前進してdown更新。WR#87ニコラスへのパス失敗の後、QB#1小原オープンでDBを振り切りTD!7-7(PAT◯)。
小原のキックで試合再開、小原のスクイズキックしたボールが帝京平成大リターンチーム#73に当たって小原に戻ってキャッチ、ラッキーバウンドで再度商大O#で自陣41ydsから攻撃開始。#14山田、高千穂戦からブロッカーを使った走法がうまくなりゲインの距離が延びてきた。小原のパスはイマイチ精度を欠いているが、その分山田、佐藤を使った自らのキープが出ている。商大O#、レッドゾーンに入っての攻撃、いいパスをニコラスがドロップして3down。ここは小原キープで前進を試むがD#のアジャスト早いつぶしでデッド。4downは36ydsのFGトライ、ここはキッチリ決めて10-7と逆転に成功した。
小原再びスクイズキックでカバリング。帝京平成自陣35yds地点から攻撃開始。QB#9のハンドオフがRBに入らずボールがこぼれた!DL#75伊井素早くリカバーしてT.O攻守交代。商大敵陣33ydsから攻撃開始。今日はニコラスへのパスがドロップ、カット、小原のコントロールミスと全滅、このシリーズも全くタイミングが合わず4down、ここで1Qが終了。4down>3でギャンブル、小原マークされてD#の早いカバーでギャンブル失敗。攻守交代して帝京平成自陣27ydsから攻撃、ランプレーの後2down>3。商大LB#57後藤がオープンブリッツ!パスターゲットを探していたQB#9の背中からハードタックルでたまらずファンブル。エンドゾーン直前まで転がったフリーボールを#1小原がリカバーして攻守交代。エンドゾーンまで11yds、#14山田へハンドオフの後、#1小原が同じプレーからキープしてTD17-7(PAT◯)。
商大キックの後、帝京平成自陣40yds付近から攻撃開始。パス、ランとジリジリと前進、しかし#53伊佐野がしぶといタックルで4downに追い込む。4downギャンブルでQB#9のオープンランが炸裂、一気に商大陣内30ydsまで前進してdown更新。2down>2でQB#9から#22にパスが通りエンドゾーンまで9yds。商大LB#57後藤がブリッツ、パス失敗。2downはスィーププレー、サイドライン際DB#14川上が捨て身タックルでTDを阻止、3downパス失敗で4down>エンドゾーン。このギャンブルを再びQB#9がオプションキープで縦に上がってTD17-14(PAT◯)。商大3&outパントで前半終了となった。
帝京平成大の最終戦に賭ける意気込みに押されぎみの商大リカオンピクタス、前節負った#14山田のケガの状況とパスプレーが出ていないのが気になるところ。商大キックカバーで後半開始、帝京平成大自陣40ydsから攻撃開始。WRスラント系パスに#21佐藤が反応できずにキャッチされて、DB#14山田のポジション悪くパシュート届かずTD17-21(PAT◯)3Qの1プレー目で逆転された。
再びリードを許した商大リカオン、キックがタッチバックの後、帝京平成大の反則も発生して自陣35ydsから攻撃開始。帝京平成D#外からのブリッツで#1小原走れずロスして3&outでパント。モメンタムは完全に帝京平成大に移ったか?P#1小原のパントはコロがり良く、帝京平成大自陣20ydsから攻撃、ランが出てdown更新、QB#9のオープンもアジャストできずに連続down更新で商大陣内に進んで攻撃継続。商大D#はDLを動かしQB#9の動きを止めて4downに追い込む。イケイケの帝京平成大4downギャンブル、しかし商大ブリッツで対応しギャンブル失敗で攻守交代。商大自陣43ydsから攻撃、オプションプレーでドライブ開始。#1小原の個人技でdown更新、敵陣30ydsからやっとWR#87ニコラスへピッタリのパスが通りTD23-21(PAT?)で逆転!
商大キックの後、3Q終了。帝京平成大自陣33ydsから攻撃開始。商大D#オフサイドで下げられるもDLが踏ん張りQB#9がファンブルロストして攻守交代。商大敵陣30ydsから攻撃開始。前半と同じように#14山田、#21佐藤、#1小原で刻みながら進んで行く。エンドゾーンまで20yds地点から#1小原、#87ニコラスにTDパスを投げるもオーバースローでパス失敗。RB#14山田のオープンで何とかdown更新してエンドゾーンまで11yds。しかしここから帝京平成大D#がアジャストして1ydsも進めず4down、FGにはいかずプレーを選択。この4downギャンブルを失敗してまさかの攻守交代。帝京平成大自陣10ydsからのプレーアクションパスは商大DB#2米倉がインターセプト、そのままエンドゾーンに駆け込みTD30-21(PAT◯)。
商大キックの後、帝京平成大自陣35ydsからの攻撃開始。#27のランで大きくdown更新して敵陣45ydsから攻撃継続。時間がないQB#9は連続パス攻撃、自らもオープンに出て行くも商大D#のアジャストよく4down>10のギャンブル。商大DL#75伊井に掴まれたところを振り切り、サイドライン際にパス!WR#92がキャッチしてサイドラインを走りきりTD30-28(PAT◯)。商大リカオンのリードはわずか2点!攻め切れるか商大リカオン!観客席からの応援も熱が入ってきた。帝京平成大オンサイドキックで攻撃権奪取を狙う。K#9蹴ったオンサイドキックは走り込んできた#14山田の胸にスッポリ収まり、そのまま走り抜けてTD36-28、ここでK小原PATを外して8点差という微妙な点差が残る。
時間は刻々と進んで行くが帝京平成大はまだあきらめていない。商大#1小原のキックで試合再開。キックは中途半端にコロがり#81が大きくサイドチェンジでリターン!パシュート最後の#55篠原が振り切られてオープンサイドは無人、K小原も突っ込み過ぎて戻れずそのままTD36-34。ここで帝京平成大は2Pコンバージョンで同点を狙う。QB#9パスから自らドローで右スミに走り込み2P成功で36-36の同点となった。残り時間あとわずか追い詰められた商大リカオン、帝京平成大も商大も死力を尽くすハードな最終戦となっている。
帝京平成大再びオンサイドで攻撃権奪取を狙う。商大何とかリカバーで敵陣42yds地点から攻撃開始。#1小原キープも帝京平成大D#読みきったように小原にハードタックルでロス。2downは#14山田のオープン!しかしここもD#集まりよくノーゲイン。3downはハードラッシュをかわしてSB#2米倉へパス、キャッチ後サイドラインに出てdown更新。敵陣30yds地点から攻撃継続、#14山田へのハンドオフは外からのブリッツに即タックルでロス。タイムアウトの後の2downは#87ニコラスへパス、コントロール定まらずサイドライン外でパス失敗。3downは#14山田のランプレー、タックルされながらも懸命に前に突っ込み2yds残し4down。更新できなければ勝利はなくなる4downギャンブル、#14山田は足を引きずりながらOLの間に飛び込み再びdown更新。しかし時間は刻々と消費して残り十数秒、ここでスパイクして一度切ってハドルで集中力を高めてセットし直す。この時点で残り10秒。C#55篠原からスナップされたボールをQB#1小原が完璧なパスプロからエンドゾーンに向かってスロー、WR#87ニコラス競い合っても落とさずタッチダウン!43-36(PAT◯)。商大リカオン勝ち越しに成功!そして帝京平成大リターンをつぶして試合終了となった。
2014年11月23日@川崎富士見球技場10:00キックオフ(最終節) | |||||
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 |
千葉商科大学リカオンピクタス | 10 | 7 | 6 | 20 | 43 |
帝京平成大学ブルーウイングス | 7 | 7 | 7 | 15 | 36 |