🏈2013年度エリアリーグ戦:東京理科大学戦

「ダブル台風、関東直撃か?」と思われていたが、雨は何とか前日に上がり土グランドの東京理科大野田グランドに遠征試合に来た商大リカオンピクタス。土グラ+雨=負という公式ができそうなチーム戦歴だが、グランドコンディションはそれほど悪くないようだ。しかし今年、竜巻で大きな被害も出た東葛区域、風はゴーゴーと音が凄い。今年より準加盟なれど2部リーグに匹敵するマンパワーと共にスタッフサポート体制も万全な東京理科大ラスカルズ、前節、Cブロックトップの茨城大に勝利し気合は充分といった感じだ。台風の影響で充分練習準備できていないリカオンは心配を隠せない。風の音と共にグランド周りの木々の揺れ方が段々激しくなってきた。

セレモニーは進み、商大レシーブによりキックオフ。理科大キックは風を避けたか低い弾道のキック、リターンをする間もなく早いタックルでデッド。商大まず自陣35yds付近から攻撃開始、RB#21佐藤のランはドカーっと集まっった理科大DL、LBの壁に跳ね返されヤードはロス。2downはWR#14ニコラスに早いタイミングのパスが通るも、RB#21佐藤のランは全く出ずにパント。パントは風も影響してかナイスな転がりで理科大O#自陣20ydsからの攻撃もライン戦は圧倒され大きなゲインを許す。パス攻撃は対応するもイマイチ足が動いていない商大D#、理科大QB#17のランがタイミングよく、タックルを振り切りTD!0-7(PAT○)。

理科大は日々鍛えられている自信を感じる圧倒的な展開。商大いいところなく3&outでパント。強風でパントが押し戻され、理科大リターナーもボールセキュリティを意識して無理はしない。理科大自陣38ydsからの攻撃、ビアガン、I体型、ピストル体型と攻撃も多彩な理科大O#、RB#22は小気味良いカットで商大D#パシュートを混乱させてロングゲインを稼ぐ。また#22が持ってエンドゾーンに向かって駆け上がり、商大セカンダリーのパシュートコースの裏をつくランでそのままTD0-13(PAT×)。2Qに入ったが商大O#、QB#1小原、RB#2米倉、#21佐藤のランアタックは完封さている。理科大自陣35ydsから攻撃、またまたRB#22がスクリメージラインを突破。商大D#足が止まってタックルができない。そのまま65yds走りきりTD!0-20(PAT○)。

前半早い時間帯での連続失点で意気消沈の商大リカオン、頑張れまだ時間はあるぞ!理科大キックカバーも早く商大自陣20ydsから攻撃、TE#9伊佐野にパスが通り前進。次のオプションピッチでRB#21佐藤がファンブル、リカバー理科大でT.O攻守交代、痛い自陣のファンブルロストが出てしまった。理科大、商大レッドゾーンからの攻撃、商大DT#75伊井が素早く相手をかわしRBにタックル、2ydsロスさせて落ち込むD#を盛り上げる。このプレーを起点に2down、3downといいカバレッジの商大D#、4downの37ydのFGトライも防いで攻守交代。絶体絶命の自陣ファンブルロストから失点しなかった商大リカオン、ここからドライブが欲しいところだが理科大強力3DLと4LBの連携にdown更新すらできずにパント。パントも漏れ漏れでプレッシャーきつく蹴り出すのがやっとのP#1小原、地域挽回ができない。

理科大敵陣40ydsから攻撃、ダイブ、ブラストと商大セカンダリーも対応しシャット、3downでDE#51池田がQBに追いつきデッド。4down>2で理科大ギャンブル。RB#22へのスクリーンパスを商大D#集まり早くギャンブル失敗で攻守交代。商大自陣36ydsから攻撃、内は突破できず、外展開も完璧カバーで八方塞がりの商大O#。QB#1小原オプションピッチもロスして、ロングシチュエーションでパス!コントロールを完全に失ったボールを理科大DB#23がインターセプト!T.O攻守交代。攻守兼任の商大リカオン選手には攻撃から一気にピンチに変わる厳しい展開、立て直せるか?しかし敵陣25ydsからの#22へのスィープは切り替えのできていない商大D#を次々に抜いてTD0-27(PAT○)、4本目を献上した。

ライン戦の消耗で商大ラインがかなりの疲弊、落ちる気持ちは判断をも遅らせる。理科大キックで試合再開、キックは強風に微妙に変化してバウンド、R#21佐藤がボールを見失う。商大リターンチームもカバーチームを漏らしているので理科大カバーチームが猛烈にボールに集まりエンドゾーンで押さえてTD!0-34(PAT○)強風下でのボールの方向を熟知している地の利なのか、佐藤の判断ミスなのか、大きな追加点が加算されて前半が終了した。

5本のビハインドは大きいが、どうにかしたい商大リカオン。ネバーギブアップを誓って後半が開始。商大キックカバーでR#22にハードタックル!理科大自陣30ydsから攻撃、down更新はされるもののパスへの対応もできてパントに追い込む。パントは深く転がされ商大自陣5ydsから攻撃。シチュエーション悪くランプレーはシャットされて3&outでパント。パントも蹴るのがやっとで理科大敵陣38ydsから攻撃、#22スィープ、#17キープ、#6パスと前進されるも商大D#が対応して4downインチ。ギャンブルでダイブフェイクからのパスも失敗で攻守交代。4Qに入り商大O#パス主体に組み立てて攻めるが理科大D#もカバーしてパント。

理科大も左右オープン展開の攻撃からプレーアクションパスと多彩な攻撃を続行しdown更新を狙う。自陣でのパントフォーメーションからランのスペシャルプレー!商大D#対応遅れて自陣レッドゾーンまで進まれて最後の試練。ここはDE#51池田がラッシュするもスィープフェイクからのパスでTD0-41(PAT○)ダメ押しの加点が入った。商大攻撃残り時間わずか、タイムアウト、スパイクなどで時間を止めながら最後のドライブを重ねるも残り1秒、TDを狙うロングパスもカットされて試合終了。強風の野田グランドで完封負けの商大リカオン、最終節に望みをかける!

2013年10月27日@東京理科大野田Gr.13:45キックオフ(第2節)
チーム名1Q2Q3Q4Q
千葉商科大学リカオンピクタス00000
東京理科大学ラスカルズ13210741