🏈2003年度2部リーグ戦:武蔵工業大学戦

11月16日(日)低気圧の通過で突風吹き荒れる川崎等々力スタジアムにおいてリーグ戦第6戦武蔵工業大学ヘリオスとの試合が行われた。ここ2試合信じられないようなミスが続き、星を落としている商大リカオンピクタスにとって絶対に落とせない大事な試合となる。

何とか踏みとどまりたい商大のキックで試合開始。武蔵工Oの1シリーズ目を難なく止めてパント。自陣38yds地点からの攻撃。フォーメーションの確認が悪く、ラインメンが多くなり5yds罰退。最初からイヤな予感だ。予感が的中し自陣でファンブル・・・武蔵工Dに押さえられ攻守交代!またまた最悪のスタートとなった。武蔵工Oに代わり手堅くRB#33津田のランを中心にドライブ、最後も1ydsを持ち込みTD0-6(TFP×)。早々に先取点を許した。

次のシリーズも徹底的に武蔵工DはQB#10藤原にプレッシャーをかけマーク。押し戻され1downも獲れずパント。武蔵工Oもドライブするが4downとなりギャンブルに出るが失敗で攻守交代。自陣33yds地点からドライブ開始、RB#24一見、#29三浦を交互に走らせ、連続1down更新でエンドゾーン前へ。しかし武蔵工Dもアジャストし始めて4downで残り4yds。ここで藤原は迷わずキャンブルを選択。WR#86堀口に絶妙なショートパスが通りTD6-6(TFP×)。

今日は大丈夫だと思った瞬間、武蔵工R#2有田にキックリターンで75yds走られ、エンドゾーンまで15ydsちょっと!次のプレーで難なく走られTD6-13(TFP○)。R#86堀口のキックリターンの後、商大Oは#10藤原のキープで1down更新するも、武蔵工Dのプレッシャーが激しく#10藤原が自陣でインターセプトされ、攻守交代。自陣でのインターは厳しい・・・商大陣内35yds付近から武蔵工Oの攻撃。パスを絡めて1down連続更新し、とどめは1ydsランでTD6-20(TFP○)。商大Dも頑張るが地域が悪すぎて最終的には得点に結びついてしまう。しかし何とか2TD差で前半を終了した。

3Qに入っても商大の歯車は狂ったままで、QBを#7吉岡と#10藤原の2本立てで行っても調子に乗れず、ボールが手につかないのが伝染しまたもや自陣でRB#24一見がファンブル。武蔵工Dが押さえ攻守交代。武蔵工Oもファンブルするが自チームが押さえて、ゲインに結びつく。神さまは非情だ・・・完全に流れが武蔵工に行ったまま獲り返せずにいるが何とかTDを阻止し、武蔵工OのFGトライ。真っ直ぐ決まって6-23と点差が離れる。

武蔵工のキックの後、またもQB#10藤原に武蔵工Dのプレッシャーがかかり、インターセプト!どうしたんだ!商大O。商大陣内26ydsからの武蔵工Oの攻撃。商大Dが粘って押さえ込むが5ydsを武蔵工RB#33津田が走りこみTD6-29(TFP×)。スタンドの観客席からもため息交じりの落胆がうかがえる。4Qに入り、武蔵工Oに1TDを加えられて6-36(TFP○)となり、自陣35yds地点から商大Oの攻撃。C#59田中のスナップに合わず藤原の手からボールがスッと消え、武蔵工DLにリカバーされ攻守交代。動揺を隠せない商大Dを尻目にRB#32椎野がロングゲインしTD6-43(TFP○)。

武蔵工キックの後、商大O攻撃、WR#86堀口にミドルパスが通るも続かず4downになり、自陣からギャンブルを試みるも失敗して攻守交代。パーソナルファウルも同時に発生して武蔵工Oエンドゾーンまで17yds。細かいランをつなぎTD6-49(TFP×)。残り時間からしても勝敗は決したが、不調原因を探るがごとく開き直ったQB#10藤原はパスを投げ続け少しずつ調整をはかり、WR#86堀口他レシーバー陣も荒れ気味のボールを懸命にキャッチ。WR#86堀口へのロングパスを足がかりに、最後の3ydsをRB#29三浦が飛び込みTD13-49(TFP○)。

試合は商大の一人相撲のような結果でタイムアップとなった。なお、同時刻に行われていた国士舘大が防衛大に勝利したため、商大リカオンピクタスは、3部リーグ優勝チームとの入替戦が決定してしまった・・・どうなるか商大リカオン!

2003年11月16日@等々力野球場13:30キックオフ(第6節)
チーム名1Q2Q3Q4Q
千葉商科大学リカオンピクタス060713
武蔵工業大学ヘリオス61492049