🏈2014年度エリアリーグ戦:東京理科大学戦

2014年10月26日日曜日、灰色の雲が風にどんどん流されていく東京理科大野田グランドで第2節東京理科大ラスカルズ戦が行われた。前日の降雨確率は高かったが雨は大丈夫そうだ。初戦、江戸川大学の棄権により準備は整えて来たリカオンピクタスだが、故障者等で今年も多数の1年生を出場させなければならない状況は去年と全く変わっていない。新加盟が承認され3部昇格の権利を得た理科大にどう立ち向かうか?昨年よりパワーアップし40人以上も選手を揃える理科大、フィールドには13人しか出ていないリカオンピクタスうち4人は試合未経験の1、2年生だ。

商大リターンによりキックオフ。R#87ニコラスがキャッチするも理科大カバーチームの早いタックルで自陣12yds地点より攻撃開始。ショットガンセット、QBは悩み続けながらもここまでチームを引っぱってきた#1小原主将(4年)。SB#2米倉モーションからWR#87ニコラス(2年)へのパス、理科大DBの早い寄りでカットされてパス失敗。2downはRB#14山田(1年)が外に突き抜けゲイン。3down、#1小原がオープンをキープするもDLに囲まれて3&outでパント。理科大自陣48yds地点より攻撃開始。理科大QBからハンドオフのランプレー、押されてズルズルとdown更新。商大DL#54桜田(1年)がコントロールされて連続down更新。商大陣内30yds地点から引き続き攻撃継続、パス失敗のあとオープンプレー!両プルガードに商大LB陣ガッツリ取られてタックルミスも重なりTD7-0(PAT◯)。

理科大キックで再開、R#2米倉(3年)懸命のリターンで自陣21yds地点より攻撃開始。QB#1小原、IフォーメーションからRB#14山田へブラスト。ブロッカーRB#21佐藤(2年)が押しきれず1ydゲイン、RB#21佐藤のオフタックルの後、QB#1小原がランで17ydsゲインdown更新。ここからWR#87ニコラスへのパス失敗が続き、3downロングを理科大#D陣小原のキープ警戒で前めの守備。しかし小原はラッシュをかいくぐってWR#87ニコラスへロングパス!これを長い手でギリギリキャッチして敵陣30ydsまでゲインしてdown更新。ここから#14山田へのカウンター、小原オープンをキープして6ydsゲイン。理科大LBのハードタックルで小原のメットが脱げて3downは#87ニコラスがQBセット。真ん中ハンドオフも出ず4downでタイムアウト。タイムアウト終わり、左ハッシュより41ydsFGトライ。K小原のキックは届かずFG失敗で攻守交代。理科大自陣25yds地点より攻撃開始。商大DL#75伊井が反応早くノーゲイン。ここで1Qが終了した。

サイド変わり理科大#Oオープン攻撃、商大セカンダリー1発目のタックルを外されてロングゲインを許しdown更新。ハーフウェイ付近から理科大の攻撃、3回の攻撃をアジャストし4downに封じた商大D#。しかし理科大O#残2ydsをギャンブル、RB#25に真ん中を割られてdown更新。理科大敵陣40ydsから攻撃継続。ガンからQBの隣にセットするRB#25にダイレクトスナップ!商大DL理科大QBのフェイクに一瞬動きが止まって、LBもタックルに行けずスクリメージラインを突破されて独走でTD14-0(PAT◯)。

理科大キックで再開、R#87ニコラス、キックボールを後にそらしリカバーに行くもキックカバーチームの集まり早く商大自陣5yds地点より攻撃開始。ポジション悪く2度のランプレーもほとんど出ずに3down。#1小原のdown更新を狙ったパスを理科大LBが狙いすましたムーブでインターセプト。そのままエンドゾーンに駆け抜けTD20-0(PAT?)。理科大タッチバックの後、商大自陣25yds地点より攻撃開始。Iからの#14山田へのブラストも#21佐藤のブロックが悪くロス、#87ニコラスへのパスも失敗し3&outでパント。パントリターンの間に理科大の反則があり理科大自陣22yds地点より攻撃。ここでまたRBへのダイレクトスナップ!OLのスタート速くセカンダリーがあっさりブロックを喰らうプレーにまたもやロングゲインでdown更新。

理科大敵陣40yds地点より攻撃継続。ここで商大LB#57後藤がブリッツ!しかしダイレクトのRBランで振り切られゲイン。そしてスィープと怒涛の攻撃を仕掛ける理科大。downは更新するもクリッピングで罰退し3down>9。理科大QB、DL#75伊井パスラッシュでスクランブルするもデッド、2yds残し4down>2。ここで理科大がタイムアウト、要注意の4downギャンブルはスィープフェイクからのSBへのリバース。DB#2米倉、しっかりコントロールされて動けず、LB#21佐藤もフォローが遅れ商大陣内30ydsまでゲインでdown更新。そしてロングパス!DB#2米倉、あっさり抜かれてTD27-0(PAT◯)。理科大キックにより試合再開、野田グランド特有の上空の風に流されたキックボールはニコラスの目測を惑わせまたもやリカバーするのがやっとで商大自陣10yds地点から攻撃開始。しかし前半の時間はほとんどなく、RB#21佐藤が2回キャリーして前半終了となった。

前半のインターセプトTDからリズムを崩している商大リカオンピクタス。後半ガクっと運動量が落ちたり、ケガが発生すると更に戦いは厳しくなる。2年は経験済みだが1年選手がどこまでやり続けてくれるか?川越監督が厳しい指示を上級生に伝え後半開始。商大キックカバーが遅く理科大自陣45yds地点より攻撃開始。スイープ、ダイレクトスナップのRBランと連続down更新であっという間にエンドゾーンを背負う展開。DB#1小原がクロスパターンのWRにつられて理科大SBがワイドオープンでパスキャッチそのままエンドゾーンでTD34-0(PAT◯)。

キックの後、商大リカオン自陣25ydsからの攻撃もオプション系の組み立てでゲインを狙うもアジャストされてし3&outでパント、小原はナイスパントを蹴るがパントカバーチームが完全にコントロールされてP小原が何とかタックルしてリターンTDを防ぐもエンドゾーンまで20ydsから理科大の攻撃開始。ここで理科大QB#10を投入しパス攻撃で商大エンドゾーンに迫る。小原も疲れてきたかパス守備が雑になり簡単にキャッチされてしまう。頑張れリカオンピクタス!理科大スィープ、LB#57後藤がブリッツで入るがタックルをかわされてTD41-0(PAT◯)。

6TDを献上し士気が落ちっぱなしの商大リカオン、自陣25ydsからのQB#1小原のパスをWR#87ニコラスがキャッチしたがボールを掻き出され奪われてT.Oで攻守交代。ダウンしたようにも見えたがそのまま商大陣内20yds地点より理科大の攻撃開始。QB#10のスクランブルを商大DL#69吉原(4年)がナイスタックルでデッド。しかしスィープでdown更新でエンドゾーンまで残り7yds。QB#10ドロップバックしてパスプレー、ブラインドサイドからLB#57後藤が激しいブリッツでサック!5ydsロスさせた。ロングが残るもQBがキープでオープンラン。しかし後ろからのブロックで下げられて再度3down、ここで先ほどのQBキープからのリバースプレー、商大DE#54桜田、LB#21佐藤、DB#12川上が引っかかって誰もいない状況。DB川上が気がつき戻ってパシュートするもタックルがスカってそのまま独走TD48-0(PAT◯)。

ここで3Q終了、4Qは30点以上点差があるのでルール選択して時間は止まらないでゲームが進んでいく。R#87ニコラスやっとリターンして自陣20yds地点より攻撃開始。RB#14山田が最後の力を振り絞って突っ込み3ydsゲイン。RB#21佐藤も真ん中ダイブ3ydsゲイン。フォルスで下げられてもQB#1小原キープでdown更新を狙うも届かず3&outでパント。パントリターンの間に商大DL#69吉原が膝を故障しアウト、D#セットでDL不足にベンチ気づかず#87ニコラスがSの位置よりDLに入って10人プレーで事なきを得た。DB小原がDLに入り外側からハードにラッシュするも逆サイドのDL桜田、LB後藤、DB川上側のサイドにスィープで捲られTD55-0(PAT◯)。商大キックリターンの後、何プレーか攻撃するもタイムアップで試合終了となった。交代要員にも事欠くこの状況でリーグ戦乗りきれるかどうか?次節に死力で臨むしかない。

2014年10月26日@東京理科大野田Gr.13:45キックオフ(第2節)
チーム名1Q2Q3Q4Q
千葉商科大学リカオンピクタス00000
東京理科大学ラスカルズ72021755