10月10日、日曜日埼玉大学北浦和グランドにてリーグ戦第2戦目東京外国語大学ファントムズとの試合が行われた。朝まで降り続いていた激しい雨で土グランドは水田状態、強烈なランアタックが武器の外語大にどう挑む商大リカオン。
小雨がぱらつく中、セレモニー開始、50人を擁する外語大に対して商大はいつもの12人。宮間主将・横田副将ともに眼光鋭く対戦相手幹部とコイントス!レシーブを選択して試合開始。外語大のキックをR#43吉田がキャッチしてリターン。自陣43ydsから1down>10、ドロドロのグランドにスナップ乱れて3&outでパント。パントはなんとか転がり外語大陣内自陣26yds地点から1down>10、外語大TB#1は俊足で、カットもうまく、サイズもある、ブロックを代表するRBでこのポイントゲッターを止めない限り商大リカオンがアドバンテージを握ることはない!早々と外語大O#オプションピッチによりビッグゲインで、商大D#いきなりレッドゾーン守備でエンドゾーンを背負ってしまう。Iフォーメーションから真ん中・オフタックル・オープンと揺さぶりをかけられ、対応できない商大D#。とどめはQB#7に走られTD0-7(PAT○)。
あっという間にTDを取られた商大リカオン。やはり外語大のランアタックは簡単には止められないか・・・雨も上がり外語大キックで試合再開。外語大キックは大きく孤を描きR#28門内がキャッチ、足元をドロに取られながら前進、外語大カバーチームと商大リターンチームの間に一瞬壁ができた。そこをトップスピードで駆け抜ける#28門内。スピードに乗ると速い門内はそのままエンドゾーンに走りこみリターンTD6-7(2P×)。すぐに1本返し盛り上がる商大ベンチ、気合が入るリカオン選手。しかし今日の課題はディフェンスだ。外語大はUBのダイブプレーでガンガン攻める。商大D#思わずズルズル後退しレッドゾーンへ、ここも凌げずTD6-14(PAT○)。
外語大キックはリターン警戒の激しいカバーで商大R吉田(達)ハードタックルを受けてデッド。商大自陣20ydsから1down>10、ここもRB#28門内・#43吉田(達)のランプレーはショートで寸断されてパント。激しいラッシュと足元のコンディション最悪でパント飛ばず、商大陣内38ydsから1down>10から外語大O#となる。LB#53宮間、#58酒井も懸命にタックルに行くがQB#7とRB#1のコンビもよく幻惑されてまたまたTD6-21(PAT○)。ここから商大O#、3&outで1downが取れない間に外語大O#、3シリーズ完璧なTDで3TD追加して6-40で前半が終了した。
前半で怒涛の6TDを取られて足が止まり、心が折れかかっている商大リカオン選手。ドロドロのコンディションは想像以上に体力を消耗する。頑張れリカオンピクタス!後半が開始したが、相変わらず#1、#21にジリジリ出される厳しい展開。DLもLBも本来の動きができていない。外語大のランにパシュートも行けないほど足が止まり、またまた3TDを献上して6-60となってしまった。
このまま成すすべなくタイムアップを迎えるのか?4Qに入り両チームともに一進一退の攻防が続き、自陣30ydsから商大O#ドライブ開始。WR#87横田へのミドルパスが連続で決まり外語大陣内40yds地点へ。ここからRB#43吉田(達)のランを懸命にドライブするOL#75近藤、#55藤崎、#57兒玉。ランは止められたが外語大LB#51のフェイスマスクの反則で罰退をもらい、エンドゾーン前へ。ここからギリギリのパスを#87横田に通し、懸命にゲームを組み立てるQB#1吉川。エンドゾーンまであと10yds、ランかパスかそれともSPプレーか?ハドルにドロドロの11人、気持ちを一つにスクリメージラインに向かう。そしてC宮間から受けたボールを速いリリースでエンドゾーンにスローするQB#1吉川、走りこんでくるWR#2吉田(稔)、カラダを伸ばし横っ飛びでボールをキャッチ!そしてそのままエンドゾーンに倒れこみTD!12-60(2P×)。2本目のTDを何とかもぎ取った商大リカオン!しかしこの後、力尽きて外語大にもう1TD献上し12-66で試合終了となった。
2010年10月10日@埼玉大北浦和Gr.11:00キックオフ(第2節) | |||||
チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 |
千葉商科大学リカオンピクタス | 6 | 0 | 0 | 6 | 12 |
東京外国語大学ファントムズ | 14 | 26 | 20 | 6 | 66 |