🏈2002年度3部リーグ戦:宇都宮大学戦

11月24日(日)曇り。最終戦を迎えた商大グラウンドに赤のリカオンが帰ってきた。最終戦の相手はブッロク屈指の大型ラインを配する宇都宮大学ブルファイターズだ。

今にも泣き出しそうな天気の中セレモニーが終わり、商大リターンにより試合開始。入替戦に備えてか商大OユニットはOL・WRは変更なしだが、QB#21加藤、RBは#32星、#1三浦という若手の布陣でスタート。ランは宇大DLに阻まれるもののパスはミドルが連続成功し、1down更新だ。しかし経験不足がたたってか敵陣に攻め込んだところでインターセプトされ攻守交代。宇大Oも商大の全勝優勝を阻むべく、大型ラインを活かしたパワーフットボールを展開、変則モーションからガンガン攻める。今1つキレのない商大Dのスキを突き1down連続更新。試合勘が取り戻せないまま、ズルズルと後退して行く。しかし、宇大QBが投げた内に入るパスをLB#42保土田がインターセプト!攻守交代となる。

一進一退で時間は流れ、商大OもQB#10藤原RB#49茂在にチェンジ。しかしこれがウラ目に出て#10藤原の投げたパスを宇大大型LB#60渋谷にインターされ、サイドライン際を疾走、ゴール前で藤原自ら必死のタックルを試みるも届かずTD!0-6(TFP失敗)。初の先制点を許してしまう。2Qに入って試合を優位に進めるもターンオーバーが相次ぎ「自滅」の商大O。しかし、宇大Oも爆発力は今一つのようだ。スタメンに入ったDB#28向井のインターセプトでチャンスも到来するが時間がなくハーフタイムとなった。

ハーフタイムの間にかなりの修正をした商大リカオンピクタスは、3Qに入ると元来の動きを取り戻し、守備ではSFに入っている#39伊藤が素晴らしい動きでシャットアウト、パントに追い込む。商大Oもリズムを取り戻しRB#49茂在のラン、WR#5小山へのパスであっという間に宇大ゴール前へ。残り15ydsを判断よく藤原がキープし、TD!7‐6(TFP成功)。

逆転された宇大はショットガンに隊形を変え、商大Dシステムをかく乱する。アジャストし損ねたDB#28向井が抜かれロングパスが通り、商大ゴール前に迫るが、このピンチもLB#58浜田、#27岡野のタックルで防ぎFGに追い込む。FGトライはトリッキーなフェイクパスだったが、ここもプレー判断よくDB#39伊藤がカバーし不成功とする。そろそろ追加点が欲しい商大Oは#32星のランを中心に#49茂在のラン、#21加藤のパスでゴール前までドライブ、#10藤原のナイスオプションで#49茂在にピッチし難なくTD、14‐6(TFP成功)。

4QにはLB#58浜田が4年の意地を見せ、ハードなソロタックル、インターセプトと宇大の怒涛のショットガンを封じ、商大Oは時間を消費しながらコントロールし、14-6のままタイムアップとなる。02年度リーグ戦は見事に全勝優勝にて幕を閉じた。

2002年11月24日@千葉商大Gr.13:30キックオフ(第5節)
チーム名1Q2Q3Q4Q
千葉商科大学リカオンピクタス0014014
宇都宮大学ブルファイターズ60006