2002年度2部入替戦:創価大学ブルーライオンズ戦

20021208pic12月8日(日)猛烈に寒く、雨もしかしたら雪がふりそうな等々力球技場にて2部入替戦2試合が行われた。前試合は大応援団を連ねた高千穂大が伝統校明治学院大に勝利し2部昇格、残す商大が創価大学ブルーライオンズに勝てば3部は全チーム昇格となる。負けられない一戦に選手も気合が入り、緊張感が伺える。続々と父母、OB、学校関係者がバックスタンドを埋めていく・・・試合前のウォーミングアップが始まり、選手の動きは良く、声も出ていい感じだ。創価はあっという間に練習を終了し、余裕でこちらの動きを見ている。2部の余裕なのだろうか?照明に灯が入り、静かにセレモニーが始まる。商大キックを選択、さぁキックオフだ!創価Oは2部のプライドを見せつけるようにガンガン真ん中をついてくる。商大Dも少し様子を見ているのか、ズルズルと後退していく。大丈夫か?しかし要所でQBに圧力をかけ、パントに追い込む。

パントはリターンに絶対的な自信を持っているR#27岡野がキャッチし素晴らしいリターンで良いポジションを確保。さぁ攻撃開始!まずはショットガンフォーメーションからのラン攻撃。見事に創価Dをかく乱する。1バック、I、ビアと多彩な攻撃を仕掛け、1downを連続更新。RB#49茂在へピッチがロングゲインしゴール前へ・・・。最後はQB#10藤原がスニークしTD、6-0(TFP失敗)。リーグ戦同様にまず商大が先制した。しかし、次のシリーズ創価Oも強力なラン攻撃を仕掛け、1down連続更新し、あっという間に商大ゴール前へ。さすが2部チームかなりスピードがある。しかし商大Dラインのボールタックルに創価RBがファンブル、商大Dが押さえターンオーバーとなり攻守交代。まさにリーグ戦のリズムでモメンタムは商大に傾き、優位に試合を運ぶ。守備では前節から相手の動きが良く見えているLB#39伊藤が要所でナイスなカバーを見せ、DEの#52池田が素早いチャージで創価RBに襲いかかる。攻撃も乗っていけるかと思われたが、創価Dに修正されパント、このパントのスナップがホームランになってしまい、商大ゴール前15yds地点で攻守交代、絶体絶命のピンチになってしまう。しかしリーグ戦最中、数々の苦境を凌いできた商大Dは強烈な集中力でこのシリーズを4回で止め、2Qに突入。2Qに入ると創価O左右のオープンプレーに振られ始め、ミドルゲインされることが多くなってきた。「頑張れ商大!」スタンドからも声援が飛ぶ!またもゴール前まで詰められるが、DB#27岡野が起死回生のインターセプトで窮地を挽回する。守備の必死の頑張りが攻撃にも伝わり、ハーフウェイ付近からドライブ開始、RB#24一見、#49茂在を走らせ、マークされたところでQB#10藤原がキープ、3downロングもWR#86堀口のナイスキャッチで、創価ゴール前へ。創価Dのブリッツが激しくなった所を見抜き、#49茂在が絶妙なドローで25ydsを切り裂き、TD。13-0(TFP成功)。よし、いい感じだ!2本先制されている創価Oは怒涛の攻撃を開始。QB#8吉岡をキーに左右のプレー、ショートパスを織り交ぜ1down連続更新で商大陣内へ。ここで#8吉岡がキープ、商大セカンダリーのタックルミスも重なって、エンドゾーンに飛び込まれTD、13-7(TFP成功)。この時点前半残り1分少々、創価のオンサイド気味のキックを上手く処理し、50yds付近から1down10。このシリーズをタイムアウトを効果的に使い#49茂在のオープンランでTDし19-7(TFP失敗)で前半終了となる。

3Qに入ると商大Oは創価Dのアグレッシッブな守備により1downが取れない。創価Oも時折ミドルゲインは見せるものの決定的にはならない。商大OはQB#10藤原が中に投げたパスをインターされ、攻守交代。このピンチもDL#78新井のQBサックなどで凌ぎ、パント。追加点が欲しい商大Oは再びリズムを取り戻し、ラン・パスのバランス攻撃で創価ゴール前へ、ここも徹底的なマークをかわしRB#49茂在が持ち込みTD、26-7(TFP成功)。この時点で3本差になり、創価Oシングルバックのパス攻撃に転換、しかし商大Dはすかさずアジャストし、商大DLが容赦なくQBに襲いかかる。4Qに入り商大Oも創価ゴール前に迫るが止められ、FGで追加点を狙うも惜しくも外れ得点ならず。逆襲の創価Oも4downギャンブルを敢行し次々に成功、連続でパスが通り商大ゴール前へ。しかしここでも商大Dの容赦ないハードヒットでファンブル、LB#39伊藤がリカバーし攻守交代。このチャンスに商大ツインタワーが炸裂、WR#5小山へのミドル、そしてここまで足を痛めイマイチだったWR#21加藤が気力でライン際でナイスキャッチ、そのまま縦走し創価陣内奥深くまでビッグゲイン!観衆からも「加藤コール」がこだまする。このチャンスをボールコントロールしながらじわじわ攻め、最後は名実共に商大フットボール史にも残るRBになった#49茂在がダメ押しのTDをし32-7(TFP失敗)となった。この後、創価Oの攻撃を完封し32-7でタイムアップとなり、2002年のリーグ戦&2部入替戦は最高の形で幕を閉じた。

2002年12月8日等々力野球場16:00キックオフ(2部入替戦)

チーム名1Q2Q3Q4Q
千葉商科大学リカオンピクタス6137632
創価大学ブルーライオンズ07007