🏈2002年度3部リーグ戦:横浜市立大学戦

第2節、横浜市立大学ファイティングシーガルズ戦は10月6日ホーム商大グランドにて行なわれた。前試合の東農大vs宇都宮大戦が僅差の勝負だったため、商大選手も少し緊張気味だ。

リターンにより試合開始、そんな緊張を払拭するかのようにQB#10藤原のバズーガ砲が炸裂!WR#21加藤へのパスがロングゲインとなり、ランをはさんで4プレイ目、商大のステルス戦闘機WR#5小山に素晴らしいパスが通りTD。TFPも成功し7-0で先制する。横市大もモーションからの攻撃で揺さぶりをかけ、パスキャッチからのロングランで商大ゴール前まで進むがLB#39伊藤のボールタックルでファンブル、DB#27岡野が確保しターンオーバーとなる。自陣15ydsからの攻撃シリーズもエースRB#49茂在の60yds近いロングランでTD、13-0(TFP失敗)。

2Qに入ると横市大にズルズルとドライブを許し、一瞬の隙間をQBにキープされ10ydsランでTD、TFPは失敗し13-6と展開がわからなくなる。横市大のパスカバーが厳しくなるとすかさずQB#10藤原は果敢に走り、1downを重ねてドライブを開始、WR#86堀口へのパス、RB#32星のランを効果的に使いゴール前2ydsへ。最後はRB#24一見が持ち込みTD、20-6(TFP成功)と突き放す。

商大Dも横市大Oにアジャストし始め、#52池田、#74池谷、この試合ラインに入ってる#58浜田のサックなどでパント。しかしゴール前まで転がってしまい、ゴールを背負って攻撃開始。パスとランを絡め、ナイスドライブで横市大陣内に入り、エースRB#49茂在が素晴らしいカットでロングラン、#5小山のナイスブロックもあり、そのままエンドゾーンへ持ち込みTD、TFPはスナップミスでNGの26-6でハーフタイムを迎える。

3Q開始、商大選手は攻守兼用選手がほとんどなので前半の疲れが足に出はじめる。人数でも優位の横市大は怒涛のラン攻撃を仕掛け、商大Dは横市大のドライブに防戦一方となり、ケガ人が続出。このまま得点されるかと思われたがLB#58主将浜田が、「魂のタックル」で封殺し、パント。岡野のナイスパントリターンで自陣35ydsからの攻撃、QB#10藤原からホットラインWR#86堀口にパスが通り、堀口は追いすがる横市大DBを振り切りTD。33-6(TFP成功)。

横市大Oに再三1downを更新されながらも何とかゴール前で止め、最終4Qに入る。フィールドチェンジ後、人に強いRB#32星、確実な#24一見を走らせボールコントロールをしながら時間を消費していく。1年生ながら攻守フル出場で死力を尽くしているC#75目澤も番号が確認できないほど真っ黒だ。しかし、妥協は許さない#49茂在は果敢に縦に上がりロングゲイン、WR#21加藤へのパスも通りゴール前へ。ショートヤードを#49茂在のランで確実取りTD、40-6(TFP成功)。そのまま横市大Oを粘りのディフェンスで封じタイムアップとなった。

川越監督談:試合前週が台風の影響で思うように走り込みができず、後半は足がつる選手が多く出てしまった。少人数で戦っていくには各個人の持っているポテンシャルを120%出し切らなければ勝ち進めない。個々においての実力は1部にも通用する素晴らしい選手ばかりなので、何とか実力を120%出し切れる体力、精神力、知力をつけてこれからの厳しい戦いに臨んで欲しい。まだまだ、足りない部分も多いと思うのでしっかり練習し、次節のICU戦で見せてもらいたい。あと3試合すべて獲る!

2002年10月8日@千葉商大Gr.13:30キックオフ(第2節)
チーム名1Q2Q3Q4Q
千葉商科大学リカオンピクタス13137740
横浜市立大学ファイティングシーガルズ06006